時計の読み方レッスンにはコレがおすすめ!

知育玩具

入学までに子ども達の基本的生活習慣で教えたい身近な数字といえば、『時計の読み』ですよね。

数字がしっかり読めるのか、まだ怪しいのかによって教え方も違ってくると思いますが、我が家で使って良かった時計は、くもんの「くるくるレッスン」です。「スタディめざまし」です。

どちらも幼児が時計の読み方を学ぶための知育玩具です。それぞれ特長・使いどころ・メリット・デメリットがあります。以下で比較して整理してみました。お子さんの状況に合わせてより良い選択が出来ますように!!

「くるくるレッスン」の特徴

まず「くるくるレッスン」の特徴です。

くもん出版(KUMON PUBLISHING) くるくるレッスン 知育玩具 おもちゃ 3歳以上 KUMON KR-13

主な仕様・特徴

  • 対象年齢は3歳以上
  • 時計のおもちゃで、針を自分でくるくる回すタイプ(手回し方式)。自動に動くタイプではない。
  • 長針と短針が連動しており、実際の時計の針の動き(分針を動かすと時間が変わる)を模してある。 →この仕様が時計の概念を理解するのに結びつくところが素晴らしいです!!
  • 時刻表示ウィンドウがついていて、答え合わせができる。
  • ステップアップカバー付き。成長に応じて、たとえば数字を隠したりして学習の難易度を上げられる。
  • 価格は約 1,980円(税込)。比較的手を出しやすい価格帯。

メリット

  • 遊び感覚で学べる:針を自分で動かすので手を動かして体験を通じて理解しやすい。
  • コストパフォーマンスが良い:実用時計としての機能はないけれど、学習用としての機能は十分揃っていて価格が抑えめ。
  • 成長に合わせた使い方ができる:ステップアップカバーで難易度を調節できる。数字を隠してから読めるようになる過程をサポート。

デメリット・注意点

  • 手回し式のおもちゃなので、実際の時計としてのアラーム機能等はない。「起きるための目覚まし」用途には使えない。
  • 答え合わせ部分や、ステップアップの仕組みを活用しないと学びが浅くなりがち。遊びとして終わってしまうケースも?!

「スタディめざまし」とは?

続いて、スタディめざましの特徴を整理します。

くもん出版(KUMON PUBLISHING) スタディめざまし 知育玩具 おもちゃ 3歳以上 KUMON

主な仕様・特徴

  • 「スタディクロック」シリーズの目覚まし時計。→ 実用的な目覚まし時計です。
  • 対象年齢は3歳以上
  • 針の色と数字の色が対応していて、「赤い針は赤い数字」「青い針は青い数字」と対応付けながら読む練習ができる。針の色と同じ色の数字を読むことで、正しい時刻がわかるように工夫されている。 この仕様は本当に読みやすい!!
  • 分は0~59まで1分刻みで表示。補助数字もあり、正時から次の正時までどの「〇時」であるかを表す補助の表示あり。「5分」「10分」「30分」など、「くるくるレッスン」に比べると時計の読み方が一気にレベルアップ。数字が読めるなら「3時15分」「7時40分」といった分単位の時刻学習にも進める。 →どの部分が「〇時」という概念がとてもわかりやすいです。
  • アラーム(目覚まし)機能あり。実際の時計としての機能を持つ。 →我が家では壊れるまで通常の目覚ましとして使っておりました。※電池が必要です。

メリット

  • 実用性が高い:本物の目覚まし時計として使えるため、「時間を意識した生活習慣」を育てやすい。 実際にアラームが鳴るので、「時間になったら起きる」「時間を守る」習慣づけにも役立つ。
  • 時刻読みの学習がしやすいデザイン針の色と数字の色が対応しているなど、視覚的ヒントが多く、時計が読めない子にもとっつきやすい。
  • 分刻みで学べる:0~59まで表示されており、分の読み方まで含めて学べる。

デメリット・注意点

  • 裏側の時刻設定つまみや目覚まし設定のスイッチを子どもが触ってしまうと、時間がずれたり目覚ましが勝手にONになってしまったりする、というレビューもあったので、もし使用される場合、(特に下に小さなお子さんがいらっしゃるご家庭などは・・)何らかの対策をしておいた方が良いかも。※触らなければ問題なし!!
  • 価格はやや高め。スタディめざましは約 4,950円(税込) の希望小売価格。

比較表

特長スタディめざましくるくるレッスン
実用時計としての機能○(アラーム・スヌーズ付きの目覚まし時計)×(手回し式の知育おもちゃ、目覚まし機能なし)
時刻の読み方を導く工夫針と同じ色の数字、0~59分、補助数字表示あり長針と短針連動、デジタル表示の答え合わせ窓、ステップアップカバーあり
遊び・体験の要素時計を見る・アラームを聞く・時間意識を育てる針を動かす体験、自分で操作しながら理解を深める
価格高め(約¥4,950)比較的安め(約¥1,980)
耐久性・注意点針・設定つまみが子どもに触られやすく、誤設定のリスクあり針操作で乱雑になりやすい、部品の強度に注意が必要
対象として適する子ども時計の読み方を実用的にも使いたい子、時間の規律をつけたい家庭時計の仕組みを遊びながら覚えたい子、まずは理解を重視したい家庭

総合的にどちらを選ぶか

どちらがより合うかは、お子さんの今の発達段階・家庭での使い方・目的によるので、以下の視点で選ぶことをおすすめします!

  1. 目的重視か遊び感覚か
     - 「いつ起きるか」「時間を守る習慣をつける」「朝起きるための目覚まし」など実用性を重視するなら スタディめざまし
     - 遊び・体験を通じて時計の仕組みをまず知ってほしい読むことに慣れてほしいなら くるくるレッスン
  2. コスト・手軽さ
     - 価格を抑えたい、まだお子さんも小さくて、試しに学習を始めたいなら おもちゃも兼ねて、くるくるレッスン の方が負担が少ないかも。
     
  3. 家庭環境
     - 子どもがつまみを触って設定を変えてしまう可能性が高いか、針を乱暴に扱うかどうかなど、扱い方次第で壊れやすいかもなど考慮。
     
  4. 長期利用
     - 将来的には「正しい時間読み・分の読み・補助数字・実用時計として使うアラーム機能」までカバーしてほしいなら、最初からスタディめざましを使うと手間が少ない。 
     - ただし、遊びながら基礎を固めてからステップアップ用の教材を追加するという戦略も有効

まとめ

👉 我が家は両方購入しました。くるくるレッスンはおもちゃとして乳児期から使いましたが、「くるくるする」という行為が子どもにとっては楽しいみたいでした。

「くるくるレッスン」に飽きてきた頃から「スタディめざまし」を飾っておき、数字がある程度理解できるようになった頃に「スタディめざまし」で時計の概念を遊びとして学びはじめました。
おすすめとしては・・・

まだ読めない子 → くるくるレッスン(遊びながら針と数字の関係を知る段階)遊びながら「数字と針の関係」を知る
数字が読める → スタディめざましで「分までしっかり読める+生活で使える」練習へ。

「くるくるする」という子どもが興味を持ちそうなところから、時計の概念につなげるところがくもん玩具の素晴らしいところですよね。

ご興味ある方はぜひ!!

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